荒天中止続きだった今季のイサキ釣り
空いていた平日に延長戦?最終戦?
7月に入ればイサキも産卵期に入るのでシーズン終盤
今日もたくさん釣れたらいいんだけど
今日も凪予報
できれば一定方向からずっと風が吹き続けて
船が座ってくれたらいいんだけど
釣り開始30分で5匹
ちょっと前まで妊婦さんだった個体も産卵を終えたのか
腹がスリムになっていたようだ
今日も潮が動いていないようで
イサキの活性は低め
撒いたオキアミがまっすぐ沈んでいる
ダメだ こりゃ
風もないので 船が座らずにフラフラ
何度かアンカー打ち直し
釣れたらそれなりのサイズなんだが
今日もほとんど単発で追い食いはなし
針の付いたオキアミをコマセの帯の中に滑り込ませるように
海中をイメージしながらコマセワークをきっちりしないと
特に今日のように潮の悪い日は食ってこない
ただ単にタナだけ合わせてから竿を振ってコマセを出して
待っているような釣り方をしていては数釣ることはできない
オキアミコマセ釣りは海中をイメージすることが大切
仕掛けの全長が4.5m クッションゴム1mで
潮がゆっくりと流れる(仕掛けがななめ45度)ような状態で
海面から17mのタナで釣ろうと思えば
21mまで落として5秒待って2m巻き上げコマセかごを振り(1回目)
さらに2m巻いて5秒ほど待ってもう一度コマセかごを振って(2回目)
狙いのタナ(17m)で待つ
その後5〜10秒待って追いコマセ(3回目)
最初に撒いたコマセに群がり活性の上がった魚に
2回目と3回目に撒いたコマセの中に針の付いた仕掛けを紛れ込ませて
魚に食わせるという感じ(イメージ)
これはあくまでも基本であって
潮の流れ具合や刺しエサの残り具合、揚がってくる魚のサイズなどを見極め
タナを変えたり仕掛けを短くしたり 細くしたり 針の大きさを変えたり
撒き餌の詰め具合やかごの間隔を調整して
何回振ったら全部出せるのか考えたり
撒き餌を打つ間隔を長くしたり短くしたり
一投ごとに微調整をしながらアタリを出し続けるようにする
イメージと海中の様子が一致すると
仕掛けがなじんだ直後にアタリが出る
とはいえ、潮が流れていないと
イメージ通りの釣りになりにくい
イサキの活性が低い反面 厄介なエサ取り軍団は高活性
仕掛けをぐちゃぐちゃにしていくメジカ(ソーダガツオ)
ムロアジ 小アジ 熱帯魚のような魚
エサのオキアミをかすめ取っていくカワハギ・ウマヅラハギ
そして…
今日もあいつらはやってきた
仕掛けに掛かったイサキを高速でひったくっていくJAWS
船の下で待ち構えているようで
イサキが掛かったはずなのに
瞬時にプツンと仕掛けを切っていったり
針掛かりして一気に数十m走られたりとやりたい放題
ならば JAWSにボコボコに食われる前に
一気に巻き上げ作戦
食い気より掛かり重視の針をチヌ針の5号にアップして
イサキのアタリがあったらJAWSに気づかれる前に
シーボーグフルスロットルの超高速回収作戦
それでも半分は追いつかれガブリ
超早巻きするので 針外れ口切れも多数
運よくイサキを船に取り込めるのは10回掛かってに1〜2回程度
最後までサメは船から離れてくれず
釣果も尻すぼみで終わってしまった
今日は途中から風出てきたので暑さもそれほどではなかったかな
狙いのイサキは潮動かず低活性で
クーラー満タンを目指したが 2/3程度
時期的にしょうがない部分もあるが
エサ取り軍団+サメにボコボコにされた1日だった
また来年もイサキのアタリ年でありますように
本日の釣果 イサキ 45匹